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長い夢をみている

昨日から酷い脱力感に見舞われ、断続的に眠り続けてました。その間すっごく長い夢をみてました。なんせ、子供の頃の自分でも忘れてたような出来事が流れるような感じで再現されていくのをみてたわけですから、そりゃもう洒落にならないぐらい長い夢です。ただ、いい出来事っていうのは恐ろしく少ないもんなんだなぁ~というのが実感。

実の祖母に家計が苦しいから借金をお願いしたいと土下座していた幼稚園の頃の光景や、小学校低学年の頃、試験中に消ゴムを落としてめちゃめちゃ動揺した挙句、70点なんかをとってしまい、職員室に呼び出されて担任の前で、土下座して親にだけは言わないでくれって懇願してた姿だとか(確か中学の時にも同じようなことした姿が出て来てました)塾やピアノや珠算で毎日が明け暮れ、夏休みの祭りなんて屋台がほとんど片付け終わるようなときにしか行ったことがなくて、売れ残りのたこ焼きでも凄くうれしかったこと、休日や自分の誕生日も珠算の競技会がつまってて、常に賞を取らねばいけないというプレッシャーを抱えていたこと。夏休みの宿題のドリルなんかは休みに入る前に配布されるので、もらったその日の内に徹夜してでも全部終らせて、絶対親には迷惑かけないように。そして親が参観日にきたとき、出来損ないの子供の親だなんてバレないように、出来のいいふりをするように振る舞ってたこと。そんなことばかりに力いれてた頃のことが延々再現されてました。学生の夏休み期間だから余計に思い出したのかな?

この時期に提出するものは賞状を貰いやすいものが結構あるので兎に角ガムシャラでしたf^_^;1週間ぐらい部屋に篭って絵を仕上げたり…そんな姿も出てきました。

4畳半の小さな納戸のような部屋には過去自分が取った賞状が壁一面に貼られ、トロフィ―が置かれていて、今年はこの部分を埋めようと言われれば、またその分の賞状をとらなければいけない。

そのプレッシャーを常に感じながらその部屋で宿題である絵画を仕上げる…それはただの宿題ではなく自分が義務を果たすためのものだったから馬鹿みたいに必死でした。これで賞がとれなかったらどうしよう…いつでもそんな不安を抱えていて。今にして思えばそんなたいしたこともないようなことで…っていうものなんですが、親にいつ見捨てられてもおかしくないような不細工さと愛想のなさだったんで、子供なりの処世術だったんだろうなぁって…自分の子供時代を他人事のように言うのも妙な話なんですけどね(苦笑)

高校受験の結果発表の日のことも思い出しました。(夢にみるまで忘れてたんですがね)小学校卒業以来の友人がたまたま同じ高校を受けていて一緒に発表をみに行くことになってしまって…自分は受かってて、彼女は落ちていて。元より誰も喜んでくれるようなことではなかったけど、恨めしいような瞳を背後に感じながら入学手続き書類をもらいに行ったこと。彼女がずっと目指してた学校だったと話していたその高校に受かっても、自分を誉めてくれるような人はいなかったし(誉めて欲しかったわけではないんですけとね)落ちたりなんかしてたらそれこそ軽蔑されてたんじゃなかろうかと今でも思うこと…

ふわふわした頭のままで、起き上がると、枕元がぐっしょり湿ってました。爆睡こいた挙句、涎の海か!?って流石に情けなくなりかけて、ふと気が付いたら涙がぼたぼた出てました(^_^;)少々不安定になってたんかなぁ…今頃こんな夢みて豪快に泣いてるたぁ~どういうことやねん?!われぇ~!っていうか、涎盛大に垂れながら爆睡こいてるのと、涙ダラダラもんで寝てるのと、どっちもどっちで格好わりぃやねぇ~などと思いつつ、何時もの休日のようにご飯を炊いて、握り飯にして冷凍して~なんてことをしてました。

とりあえずバイバイ昔の自分。アンタが寂しい思いしてようが、いろんなこととりつくろって生きていようが、行き着く先は出来損ないの今の自分なんだよ!馬鹿みたいに苦労なんざしなけりゃもっと子供時代を満喫出来たんだろうにね。可愛そうだなんて間違っても思わないよ!だから、もう出てくんなや。鬱陶しくてかなわんからね!

だから、バイバイ(^o^)/

ドッペン…
by r_elemental | 2004-08-16 01:03 | 折り詰め作成中(日常雑記)
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