フクザツな賞。

今年の入社式のこと。新入社員の辞令式とコメントなどと一緒に社員の各種賞の授与も行われました。いつもであれば、規定の資格を取得した社員にのみ賞状と金一封が送られるというものなんですが、今年は違いました。

最近、出向する社員が増えていたんですが、社内で仕事している人間に比べて出世の機会が少ないんじゃないか?仕事の評価がなされていないのではないか?という不満が出ていたんです。それもそのはず。出向先の某大手企業から表彰されているのに、社内ではそれに対する評価がまったくされていなかったんです。それどころか、営業部長が他の社員からそういう話を聞いて『へぇ…そんな賞もらってるんだ。』ですませていたぐらいですから、いかに出向中の社員への扱いが酷いものかがわかりますよね(-""-;)

その不満を解消するためのものなのか、今年はそういう社員と社内で激務についている社員に対して賞状と金一封が支給されました。で、その授与式のときのこと。

資格取得者に対しては『XXXの資格を取得し仕事に貢献した』というような文句が賞状に記載されており、もちろんそれが読上げられました。出向中の人には『新規事業開拓に多大なる貢献をした』というものから、『業務を円滑に遂行するために貢献した』などといった文が読上げられました。最後の方は『仕事に貢献した』というような簡単な言葉だけになってきていて『あ~ネタが尽きてきたんだなぁ』という感じでみんな半分は聞き流していたんですが、そんなときです。

自分のところで一人だけ出向させられている後輩の名が呼ばれました。彼も出向先で激務をこなしているので、うちのリーダーが表彰対象にと推薦していたんです。そして彼の賞状が読上げられました。

『(略)…会社の盛り上げ役として多大なる貢献をしたので、ここに表彰する』

はいぃ(^^;)?盛り上げ役って何?!
確かに後輩は会社の創立記念や納会など、何かにつけてレクレーションの企画をさせられたりしていましたが(しかも全力疾走状態で企画を練り上げて、当日緊張しまくった挙句緊張をまぎらわせるために酒を飲みすぎてへろへろになっているという…(苦笑))なんでみんなが仕事関係で表彰されている中、表彰事項が盛り上げ役!?(^◇^;)

読上げている上司の口角が微妙にあがっていました。明らかに笑いを堪えています。後輩は非常にフクザツな表情をして賞状と金一封を受取っていました。

そして、式の後に行われた食事会のときに何故そんな奇妙な賞が発生したのかの真相が明かされました!

まんた:『あの盛り上げ役っていう文句、ホントに賞状に書いてあるん?!』
後輩:『ホントに書いてあるんですよ!ほら!(と言って実物をみせてくれた)俺だけなんでこういう賞になっちゃうんでしょう?!』
リーダー:『……いやぁ…俺悪いことしちゃったなぁ。まさかホントにそのまま賞状に書くとは思わなかったからさ』
まんた&後輩:『…?』
リーダー:『自分の部下で誰か表彰したい人いたら推薦するようにって言われて、出向してるし表彰対象にしてもいいだろうと思って名前挙げたんだけど、推薦理由の欄に、いつも会社行事のときに誰も盛り上げ役がいなくてレクレーションの企画をさせられたり、放置されている新人の面倒をみたりして苦労しているからって書いたんだよ。そしたらホントにそのまま賞状に書いてんだもんなあ…』
まんた:『(^◇^;)!?』
後輩:『…で、でもそれをそのまま賞にしなくても…』
リーダー:『だろ?誰か適当に賞を考えてくれるんだと思ってたらそのまま使うんだもんなぁ。Y氏(賞状を読上げていた上司)が賞状読む前に、にやって笑ったのがみえてもしかして?!とは思ったんだけどさ~(笑)』
後輩:『…俺いつもこんな役回りばっかりな気がするんですけど…』
周囲一同:大爆笑!!

いやいや、ホントマジメな席で笑いをとれる君はまさに天性の『盛り上げ役』だよ!!
そして推薦状にそんな面白いことを書いてしまうリーダーも実はお笑い系の人かもしれない…と思ったまんたろうなのでした(笑)

どっぺん。。。
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by r_elemental | 2005-04-13 15:29 | 折り詰め作成中(日常雑記)
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