お洒落なカウンター席

『良い』とか『悪い』とかそういうことではなくて、ただ日常の中で気付いたことです。少しね、寂しい気がしたことも確かなんですが…

つい1~2週間ほど前、駅前通りに新しくラーメン屋がオープンしました。赤い看板に赤と黒をベースにした店内。なぜか店内の壁半面分マンガ本だらけの棚があるのは『?』でしたが、全面ガラス張りでこざっぱりした感じの店でした。店員さんのユニホームも黒で統一されているようでウチの方では珍しく『女性客でも1人で入れそう』なラーメン屋だなぁという感じです。

『今度、新しいラーメン屋に行ってみましょうか?』

母上とそんな話をしていました。で、昨夜…もうすぐ給料日だし小銭が少しあるしvvこれはラーメンであればいけるかもしれない!というわけで、早速二人で出かけました。平均的速度でいけば恐らく徒歩3分もあれば着く場所ですが、母上にとっては結構な距離です。歩行補助車を持って常時必要な荷物一式を車につけて…少しずつ歩いて約10~15分。やっとお店の前の通りに出ました。

開店してまだ間もないこともあって、お店の中は結構お客がいました。夕飯時は外しているので外にまで並んでいるようなことはありませんが、待っているお客さんもいる。これはちょっと無理かな?などと思っていると、母上が一言。

『…あたし無理だわ』

あ~やっぱり…彼女の歩行補助車には一応簡易座席がついてはいるんですが、とても座り心地のいいものとは言えない代物。座席に座って待つというのもかなりきついだろうということは予想範疇内でした。

『そうですよね!また今度にして、隣の隣の餃子屋さんに行きましょうか?そこもラーメンとか丼モノとかやってますし、炒飯もあるし』
『今度も何も無理だよ。だって、カウンター席しかない

言われてはじめて気がつきました…ショックでした。毎日一緒にいるのにそういうことに全然気付いていなかった自分にショックを受けましたよ。

歩くことが困難だということ。
補填具装着の関係で狭いところにいることは困難だということ。
骨と筋を痛めているから手を動かすことが困難だということ。

わかっていたはずなんですけどね。カウンター席って『狭い』代表じゃないですか。普通の4人がけの席があるようなところじゃないと、彼女には絶対無理なんです。そんなこと、考えればすぐわかりそうなことなのに…第一、歩行補助車の置き場所もないようなスペースのお店では絶対に無理…

お店が狭すぎる!と言いたいわけじゃないんです。カウンター席が悪いというつもりもないんです。ただね…こういうちょっとした雰囲気のあるお店のつくりって、やっぱりカウンター席ONLYってところも結構あるということも事実なんだなぁって…思ったんですよ。

おいしいラーメン店なのかどうか。結局彼女にはずっとわからないままなんですよね。自分も多分行くことはないだろうと思います。だから、自分にもおいしいラーメン店なのかどうかわからないままです。お洒落なお店でラーメンすすって『おいしいね!』って言えること。これは結構『しあわせ』なことだったんだなぁ…ってあらためて気付いた昨夜なのでした。

どっぺん。。。

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by r_elemental | 2004-11-24 12:21 | 折り詰め作成中(日常雑記)
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