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昨日の投稿内容があまりといえばあまりな内容なので、カテゴリを追加しました。これが自分なりの逃げ道の確保方法です。どこかに『逃げ』がないと分裂症を起こしかねないと思うし、現在はまだ軽く済んでいるパニック症が悪化してもいかんと思うので。当初このブログを立ち上げたときに考えていた投稿内容とはかなりかけ離れてしまうものと思われるので、一応取扱注意記事とします。

昨日某雑誌を立読みしました。現代の実母と娘との関係について。親の期待を一身に受けて育ったHANAKO世代には多いジレンマ的なものが取り上げられていたり、母親離れしようとしても洗脳でもされたように育てられてきた過去が邪魔をしてどうしても出来なかったり…

大別すると母親に依存し続けることをやめられないタイプと、母親に対する憐憫の念から自分がなんとかしなければならないと思いつめるタイプとがあるようですが、いずれにしても自分もこのHANAKO世代なんだなぁ…と実感。

多分自分は自分の寿命が尽きるまで母親のことを優先して考えるだろうし、自分がこの世に生まれてきたときに犯した罪悪について考え続けるだろうと思うんですよ。母が自分を産んだがために身体を傷つけなければならなくなってしまったという罪は一生消えないわけですから…

それに自分が成人して自分で稼げるようになるまでにかかった手間と費用。これもけして消せないものです。金銭的なものは返すことが出来るかもしれないですが、時間を返還することは出来ない。彼女の時間を自分という存在のために奪ってしまったことも事実なんです。だから自分はその罪を一生をかけて償い続けていかなければならない…これはもう随分小さい頃から思ってきたことです。なまじキリスト系の幼稚園に通っていたこともあり、毎週のように懺悔を兼ねた祈りを繰り返していたこともあります。忘れるな。自分が生まれたこと自体が罪だ!とね…

母の現在の生活はどん底です。誰の目からみてもどん底です。

どうにかしてあげたいと思い、どうにかしなければと思う。彼女を生かすためには自分を殺してでもどうにかしなければいけないという強迫観念もある。自分の存在が許されているのは彼女を生かすための策を講じることが出来るからではないかとも思う…

でも結局不十分だから、彼女は今どん底にいるんですよね。

雑誌にとりあげられていたHANAKO世代の一部は多分こんなことを考えている人間です。

どっぺん。。。

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by r_elemental | 2004-11-10 16:40 | 闇の底から(※取扱注意系)
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